平成21年度 教育研究集会(第2回)

平成21年12月4日(金)

研究テーマ
   子どものまなざしから「共に学びをつくりあげる力」をはぐくむ学校
  〜「生活総合科・総合単元学習」と「教科学習」で身に付けた力を生かし合う子どもをめざして 〜

公開授業 平成22年1月22日(金),23日(土) 

  本校では長年にわたり,「子どもにとって本当に必要な学びとは何か」を問い続け,子ども主体の授業づくりに取り組んでまいりました。また,子どもの姿を見取りながら,教育課程全体ではぐくみたい力(「共に学びをつくりあげる力」)の育成に努めてまいりました。昨年度は,「思考・追究力」「意思決定力」「かかわる力」の3つの力を「ベース力(りょく)」と称し,生活総合科(1・2年)及び総合単元学習(3?6年)ではぐくまれたその力が,教科学習に生かされる姿を追い求めました。今年度は,その研究をさらに発展させ,研究主題を「子どものまなざしから『共に学びをつくりあげる力』をはぐくむ学校」とし,生活総合科・総合単元学習ではぐくまれた「ベース力(りょく)」が,教科学習をよりよいものにする,という昨年度の研究に加え,各教科学習で習得した知識・技能,はぐくまれた能力が,生活総合科・総合単元学習に生かされる,という能力の関連性(双方向ベクトル)に着目し,多くの授業研究を通して具体的な子どもの姿から研究を進めております。その第一歩として,7月には,副題を?各教科で"習得した知識・技能と自らはぐくんだ能力"を活用し続ける子?と題した第1回教育研究集会を開催し,全国から400名にのぼる先生方にお集まりいただくことができました。新学習指導要領移行期ということもあり,研究協議では,各教科学習において習得すべき基礎的・基本的な知識・技能とは何か,またどのような能力がはぐくまれるのか,について活発な議論が交わされ,多くのご示唆をいただくことができました。それを7月以降の研究に生かし,平成22年1月22日(金)・23日(土)に第2回教育研究集会を開催する運びとなりました。副題は?「生活総合科・総合単元学習」と「教科学習」で身に付けた力を生かし合う子どもをめざして?です。 1日目には,生活総合科及び総合単元学習を授業公開し,「ベース力(りょく)」がどのように培われているのか,また各教科学習ではぐくまれた能力が子どもの姿としてどのように現れるのか,について先生方から様々なご指導ご助言を賜りたいと願っております。また,2日目には各教科学習を授業公開し,1日目に公開した生活総合科及び総合単元学習との能力的な関連性についてご指導ご助言いただき,新学習指導要領実施に向け,今後の教科学習の在り方について研究を深めることができれば,と思っております。 なお,1日目は授業公開,低・中・高学年ブロック別協議会の後,早稲田大学教育・総合科学学術院教授の小林宏己先生,慶応義塾大学教職課程センター教授の鹿毛雅治先生,本学教育人間科学部教授の落合 優先生にご登壇いただき,「今,子どもに必要な能力とは?子どもの姿から『共に学びをつくりあげる力』を語る?」と題したシンポジウムを予定しております。また,2日目には,授業公開,教科別協議会の後,小林先生,落合先生に加え,本学教育人間科学部教授の高木まさき先生にご登壇いただき,「教科の壁を越えて?生活総合科・総合単元学習と教科学習で身に付けた力を生かし合う子どもをめざして?」と題したシンポジウムを予定しております。 生活総合科・総合単元学習と各教科学習が能力的な関連性をもち,すべての児童に「共に学びをつくりあげる力」がはぐくまれる学校をめざし,今後も子どもの姿を大事にしながら研究に取り組んでいきたいと考えております。開港150周年を迎えた横浜に,創立100周年を迎えた本校に,公務ご多用の折とは存じますが,ぜひお越しください。職員一同,心よりお待ちしております。

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